フリーランス薬剤師は孤独。それでも自由を選び続けたいと思える理由

自己投資

はじめに(読み飛ばしOKな自己紹介)

こんにちは、フリーランス薬剤師として活動している橋本です。
会社員を辞めて独立したとき、「自由でいいね!」と言われることも多いですが、実際は孤独も感じる場面があります。
今回は、そんな「孤独」との付き合い方、そしてなぜ私がそれでもこの働き方を続けたいと思えるのかを書いてみました。


フリーランスになって感じた“孤独”の正体

正直に言って、孤独を感じることは多いです。

まず最初に感じたのは、「会社という後ろ盾がない」という事実。
会社員のときは、万が一ミスしても守ってくれる存在がいましたし、同僚や上司、後輩がいて、相談できる環境もありました。

でも独立すると、そのすべてを一人で担うことになります。

開業届の出し方も、契約の結び方も、マナーも、何もかもが手探り。
本当に、大海原に放り出されたような気持ちでした。

出勤先でも、知った顔がいるわけではありません。
休憩もひとり。でも、私は一人でゆっくり食べるのも好きなので、そこは救いでした。

一番孤独だったのは「お金の交渉」。
相場がわからない中で、報酬額の相談をするのは不安でした。
今は、相場情報やマッチングサイトなどを参考に、報酬は統一しています。
この方が、トラブルも少なくて済みます。


それでも乗り越えられたのは「考え方と小さなつながり」

私はもともと「孤独に強いタイプ」だったのが大きかったと思います。
むしろ、「人と違うやり方でやってみたい」という気持ちが強くて、
一人で進むことに面白さを感じていました。

でも、人間関係は大切です。
契約先薬局での関係性が良いと、仕事が何倍も楽しくなります。

そのためには「郷に入っては郷に従え」の精神が大事。
自分のやり方を押し通すのではなく、現場のルールに合わせる。
いい意味で「こだわりを捨てる」ことが、結果的に信頼につながります。


孤独よりも「自由」を選んだ理由

もちろん自由にはリスクがつきものです。

体調を崩しても自己責任、仕事がなくなっても自己責任。
でも、それすらも「自分の人生を自分で動かしている」という感覚をくれるんです。

開業届を出した瞬間、
「やっと自分の人生のハンドルを握った」と感じたのを覚えています。

毎日が大変。でも、毎日が充実している。

「大変だけど、楽しい」
これを心から言えるようになったのは、独立してからです。


最後に:これから孤独になるかもしれないあなたへ

挑戦したい気持ちがあるなら、一歩踏み出してみてください。

薬剤師であれば、食いっぱぐれることはそうそうありません。
もしダメだったら、また雇ってもらえばいいんです。
あなたのような行動力のある人を求めている場所はたくさんあります。

人生の最後に、「あのとき挑戦してよかった」と思えるほうを選びましょう!

コメント