フリーランス薬剤師3か月目、シフトの変化について

働き方

こんにちは、Pharmalance(ファーマランス)のはしけんです。
会社員薬剤師から独立して3か月が経ちました。
今回は、この3か月で大きく変わった「シフトの組み方」について書いてみます。


初期のシフト:とにかく働くことが正解だと思っていた

独立したばかりの4月は、正直「仕事がなくなるかもしれない」という不安との戦いでした。
そのため、最初の契約が決まった時にはとにかく詰め込み月〜金9:00〜19:30、土曜9:00〜12:30というスケジュールで働いていました。

このシフトは一見すると「稼げている」「忙しい=順調」なように見えます。
でも実際には、体力も気力も削られ、夜は家に帰って作ってもらったご飯を食べて寝るだけ。
「自由を求めてフリーランスになったのに、これでは会社員時代と何も変わらない」と感じる日もありました。

特に大変だったのは、10時間以上の立ち仕事を週5日連続で続けることです。
現場に慣れていない時期は、気疲れもあって家に帰ると何も手につきませんでした。
「本当にこの働き方でいいのか?」と自問しながら、気づけば熱を出してダウンしたこともあります。


現在のシフト:空白をつくる勇気

そんな経験を経て、今は月火水金9:00〜19:30、木曜9:00〜12:00、土曜9:00〜12:30という働き方に落ち着きました。
木曜の午後を空けたのは、自分にとって「呼吸する時間」が必要だと痛感したからです。

契約先との調整もスムーズにいき、今では週1回は半休を意識的に入れています。
これはフリーランスだからこそできるシフトの組み方であり、会社員時代には考えられなかった柔軟さです。


木曜午後の過ごし方:コーヒーとブログ

空いた木曜の午後は、ゆっくりコーヒーを淹れて、好きな音楽を聴きながら過ごしています。
焙煎したての豆を挽き、お湯を注いだ瞬間の香りを楽しむ——この小さな時間が、仕事で張り詰めた心をゆるめてくれます。

また、ブログを書く時間もこの午後に確保しています。
これまでの働き方の振り返りや、フリーランス薬剤師としての経験を言葉にすることで、自分自身を整理できる感覚があります。
「仕事をただこなすだけではなく、未来を考える余白」——これが僕にとっての贅沢な時間です。


シフトを変えて気づいたこと

  1. 詰め込みすぎは逆効果
    無理なシフトを組んでも、パフォーマンスが落ちるだけ。
    フリーランスは体調管理も仕事のうちだと強く感じました。
  2. 働く時間を選べるのは最大の魅力
    自分のライフスタイルに合わせて働く時間を調整できるのは、フリーランスの特権です。
    その自由さを生かすには、「どの時間を働き、どの時間を休むか」を意識する必要があります。
  3. “余白”が新しいアイデアを生む
    木曜の午後にコーヒーを飲みながら考えたことが、次の仕事やブログ記事のネタになることが増えました。
    「何もしない時間」がむしろ成果につながるのは、フリーランスならではの発見です。

これからの理想の働き方

今後は、ただシフトを詰め込むのではなく、「体力と収入のバランス」を意識したいと思っています。
僕にとって理想のシフトは、週4.5勤務くらいで、空いた時間をブログ執筆や勉強、将来のビジネス準備に使うことです。

フリーランスは、働く時間も休む時間もすべて自分で決められます。
だからこそ、「どの時間に価値を置くか」が人生の質を左右します。


まとめ

フリーランス薬剤師として3か月が経ち、シフトは 「働き詰め」から「余白を持つ」スタイルへと変わりました。
働く時間をコントロールできることは、フリーランス最大の魅力です。
空いた時間にコーヒーを飲み、ブログを書き、未来を考える——その自由は、収入以上の価値があると感じます。

これからフリーランスを目指す人には、ぜひ 「最初から余白を作る勇気」 を持ってほしいと思います。
稼ぐことも大事ですが、自分を整える時間があるからこそ、長く続けられる働き方になると実感しています。

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