自己紹介(読み飛ばしOK!!)
はじめまして、はしけんです!
大手ドラッグストアで会社員薬剤師として勤務した後、現在はフリーランス薬剤師として活動しています。
会社員の頃は、「これが本当に自分のやりたい働き方なのか?」とモヤモヤを感じていました。
上司や会社のルールに縛られ、評価も納得できない。
そんな中で、もっと自由に自分で仕事を選びたいと思い、フリーランスの道を選びました。
独立してからは、自由を得た代わりに不安定さや孤独も経験しています。
このブログでは、フリーランス薬剤師のリアルなメリットだけでなく、デメリットも含めて本音で発信しています。
転職したい理由はさまざま
この記事では「薬剤師が転職したいと思う理由」を10個、僕自身の体験や感想を交えて正直に書きます。
実際に色んな薬剤師の方と話をしてきて、みんな同じようなことで悩んでいました。
でも不思議と、職場ではなかなかこういう本音って話しづらいですよね。
だからこそ、ここではキレイごと抜きで、率直にまとめます。
「自分もそう感じてた」と思ってくれる方がいれば嬉しいですし、次のキャリアを考えるヒントになれば幸いです。
✅ 1. 給料が低い
これは一番よく聞く理由。
そして、実際に僕も感じていた大きな不満でした。
加算を取るために必死に動いても、給料は大して上がらない。
「昇格試験に受かった同期より、自分のほうが給料低いじゃん」って知ったときのあの虚しさ。
正直、ガッツリ心折れました。
頑張っても報われないなら「適当にやろうかな」って気持ちになったこともあります。
でもそれって患者さんのためにも良くないし、自分自身も納得できない。
ボーナスも年々減っていく。
「景気の問題」「会社の方針」と言われても、生活に直結するから不安しかなかった。
給料の伸びしろを実感できないのって、モチベーションに大きく影響します。
✅ 2. 人間関係が悪い
どこの薬局にも必ずいますよね。
気が合わない人。
不平不満、ネガティブパーソン笑
知識マウントを取ってくる人。
年齢が上ってだけで偉そうにする人。
僕も色んな店舗を経験しましたが、「この人ともう一緒に仕事したくない」と思う人、何人もいました。
「気にしない方がいい」と言われても、毎日出勤して顔を合わせればストレス溜まるんですよね。
患者さんの前では笑顔を作らないといけないのに、バックヤードではギスギス。
あの空気の悪さは本当にしんどいです。
「もうこんな思いしたくない」って転職を考えるのは自然なことだと思います。
✅ 3. ノルマがきつい
薬局って「ノルマない」ってイメージ持たれがちですが、実際はありますよね。
加算を取れ、ジェネリック率を上げろ、後発変更率を意識しろ。
「ノルマ達成しないとボーナス上げられない」なんて言われたこともありました。
現場の忙しさや患者さんとの関係を無視して数字だけ求められるのはきつかったです。
会社の方針で無駄に店舗を増やすから人件費が足りないんじゃないの?
なんて思ったことも正直あります。
現場がしわ寄せを背負う構造に、納得できなかったです。
✅ 4. 休みが取りにくい
「有給?そんなの減るよ」
「みんなに迷惑かかるから休むな」
こんな空気が普通にありました。
僕も「休んだら誰がカバーするの?」と言われて、結局予定を変更したことがあります。
家族との予定も、自分の体調も二の次。
特に子供がいたら急に熱を出したりしますよね。
「休みます」って言いにくい雰囲気は、本当にきついです。
もっと柔軟に休める働き方がしたい。
それが転職を考える大きな理由の一つだと思います。
✅ 5. スキルが伸びない
同じ科、同じ処方内容ばかりだとスキルが頭打ちになる。
これはかなりリアルな悩みです。
「ずっとこの調剤パターンだけでキャリア終わるのかな?」
「新しい分野を経験したい」
でも異動希望が通るとも限らない。
教育研修も形だけで実戦では役に立たないことも多かったです。
薬剤師って本来は医療人なのに、会社の都合で成長機会を奪われるのは残念でした。
✅ 6. 会社のルールや慣習が古い
「なんでこれまだ紙でやってるの?」
「意味のない会議多すぎない?」
そう感じたことありませんか?
僕はありまくります。
古いルールが現場を圧迫して、患者さん対応より書類や報告に時間を取られる。
そのくせ改善の提案をしても「今までこうだから」の一言で終わる。
正直「もうついていけない」って思いました。
✅ 7. 上が詰まっていて昇進できない
会社員ならポストは有限です。
上の人が辞めない限り、自分は上がれない。
評価も「一緒に働いてない人」が決める不透明さ。
現場の大変さを理解していない上司が評価を下す理不尽さ。
「頑張ってもどうせ変わらない」って思うようになりました。
モチベーションが上がらないどころか、むしろ下がる。
それで「もう転職しよう」って思った薬剤師、少なくないと思います。
✅ 8. 経営の都合に振り回される
「来月から異動して」
「人件費削減でシフト減らす」
「利益が足りないから加算をもっと取れ」
経営判断は大事だとわかってる。
でもそれを現場に丸投げするやり方は納得できませんでした。
生活もあるし、家族もいる。
それなのに会社の都合で振り回されるのは、本当にキツかったです。
✅ 9. 仕事の幅を選べない
「こういう業務をやってみたい」って希望を持っても、配属先は会社の都合。
在宅に挑戦したい、OTCを学びたい、幅を広げたい。
でも「人員が足りないから」「今は無理」って言われて終わり。
キャリアを自分で設計できないもどかしさ。
「このままでいいのか」ってずっと思ってました。
✅ 10. 自分の時間を自分で決められない
最後はこれ。
シフト、残業、有給、全部「会社の都合」。
家族や友人との予定も、自分の趣味も後回し。
薬剤師って責任ある仕事だからこそ、しっかり休んでリフレッシュすることも大事。
それができない働き方は、本当に続けるのがしんどいと思いました。
フリーランス薬剤師という道はどうですか?
結局、これ全部って「どうしようもないこと」が多いんですよね。
会社員だと会社の方針、上司の命令、経営状況。
自分だけじゃどうにもできないことに振り回される。
フリーランスになったら、確かに書類や手続きは面倒だし、案件切れの不安もある。
でも、悩みの種類は変わります。
「どうしようもないこと」に悩むんじゃなくて、
「どうにかできること」に自分で向き合う。
働く場所も相手も自分で選べる。
スケジュールも自分で決められる。
相手にとって必要な薬剤師でいられるように努力する。
全部自分次第だからこそ、大変だけど楽しいです。
全部の不満が解決するわけじゃないけど、挑戦する価値はある。
僕はそれを心から感じています。
悩みの種類を「変える」ことで、もっと自分らしく働ける。
それがフリーランス薬剤師という選択肢だと思っています。
読んでくれた薬剤師の方が、自分のキャリアを考えるヒントにしてくれたら嬉しいです。
不安なことがあれば、ぜひ気軽に相談してください。
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