薬剤師転職を考えたら、フリーランス薬剤師も視野に入れてみては?


薬剤師の皆さん。
転職を考えたことはありますか?

薬剤師転職サイトのアンケートを見ると、理由はだいたい似ています。
「人間関係がつらい」「会社の方針が合わない」「給料が不公平だと思う」。

たしかに、これらは職場を変えることで改善される場合があります。
でも、もし新しい職場でも同じような壁にぶつかったら…?
そこで僕が勧めたいのが、フリーランス薬剤師という選択肢です。


転職=正社員だけ、じゃない

多くの薬剤師は「今の会社を辞める=別の会社に入る」と考えます。
でも実際はもうひとつ、自分で契約先を選ぶ働き方があります。

それがフリーランス薬剤師。
正社員のように雇用契約を結ぶのではなく、業務委託契約を結んで働きます。
取引先は薬局やドラッグストア、時には企業やクリニック。
期間や条件は自分で交渉でき、気に入らなければ契約更新しない、という選択も可能です。


人間関係のストレスから自由になれる

会社員時代、一度や二度は「この人さえいなければ…」と思ったことがあるはず。
人間関係は転職しても運次第。

でもフリーランスは、嫌な職場があれば契約を終了して別の職場へ移るだけ。
長く居座る必要がないから、我慢し続けるストレスが減ります。
これはメンタル面でかなり大きいです。


会社への不満を避けられる

「経営方針が合わない」「上層部の決定が現場に負担を押し付けてくる」――
こうした不満は、どの会社でも起こり得ます。

フリーランスなら、その会社に縛られないので、自分に合わない職場や方針をスルーできます。
極端に言えば、「気が合う経営者のところだけで働く」ことも可能です。


給料の不公平感がない

正社員の場合、評価は上司や会社次第。
頑張っても昇給が年数百円…なんて経験、ありませんか?

フリーランスは時給や日給が明確。
案件によっては時給3500〜4000円以上も珍しくありません。
頑張りがそのまま収入に反映されるわけではないですが、条件交渉でスタートラインを上げられるのが大きな魅力です。


フリーランスのリスクと向き合う

もちろん、いいことばかりではありません。

  • 社会保険や年金は自分で加入
  • 契約終了のリスクあり
  • 繁忙期と閑散期で収入に波がある

でも、これらは事前に備えればコントロール可能です。
複数の契約先を持つ、貯金を厚めにする、スキルを広げる。
会社員時代にはなかった「自分で守る」力が自然と身につきます。

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転職を考えるなら、選択肢を広げよう

転職は人生の大きな節目です。
だからこそ、「会社を変える」だけでなく、「働き方を変える」も選択肢に入れてほしい。

フリーランスは、自分の裁量で働ける分、責任もあります。
でもその責任は、あなたの時間と自由を守るためのもの。

もし今、職場の人間関係や会社の方針、給与への不満で転職を考えているなら――
フリーランス薬剤師という働き方も、一度視野に入れてみませんか?

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