選ばれるフリーランス薬剤師は恋愛上手?初デート理論で考えてみた

働き方

自己紹介【読み飛ばしOK】

こんにちは、Pharmalance代表のはしけんです!
大手薬局で3年勤務したのち、もっと自由で主体的な働き方を求めて独立しました。
現在は複数の薬局と契約しながら、フリーランス薬剤師として働いています。

さて。フリーランス薬剤師として働くなかで気づいたのは、この仕事は恋愛にそっくりだということ。
初めての薬局は、まるで「初デート」。
最初の数時間で「また会いたい」と思ってもらえるかどうかが決まります笑

僕は恋愛上級者でもないし、むしろ不器用な方ですが
現場で感じてきた「選ばれるポイント」を恋愛理論にたとえて書いてみます。


初対面でいい印象を残す

初めての薬局は緊張感が漂うもの。
ここで大事なのは最初の印象で、これは恋愛と同じですよね。

混雑している時間に黙々と投薬に入り、ミスなくスピーディーに業務を回す。
それだけで「また来てほしい」と言われる確率はかなり高まります。

恋愛で言えば、初っぱなで軽やかにエスコートできるかどうか。
「この人、いいかも」と思ってもらえる瞬間です。

ただし、全員がスピード勝負である必要はありません。
薬の知識が豊富、患者さんとの会話が得意、場を和ませるのが上手…。
どんな形でも、自分の“武器”を見せられれば十分。


相手を知り、居心地をよくする

恋愛で「相手のペースに合わせてくれる人」って、一緒にいて安心しますよね。
薬局でも同じで、店舗ごとのルールややり方にすぐ馴染める人は、それだけで信頼を得やすいんです。

薬歴ソフトや分包機、調剤の流れは店舗によって違います。
そこで戸惑うより、
「まずやってみる」→「わからなければ聞く」→「次からはスムーズにできるようにする」
――この順応力こそ、相手にとっての居心地のよさにつながります。

さらに、僕が意識しているのは「明るく振る舞うこと」。
恋愛でも、沈んだ雰囲気より前向きで明るい人といる方が楽しいですよね。
現場も同じで、ちょっとした笑顔や元気さが、チーム全体を安心させる力になると感じています。


駆け引きより素直さが効く

恋愛で一番信頼を失うのは、嘘をついたとき。
フリーランス薬剤師も同じで、ミスや分からないことをごまかさないことが何より重要です。

「正直に報告する」
「分からないことはその場で聞く」

これだけで評価がガラッと変わります。
駆け引きや見栄より、素直さの方がずっと強い武器なんです。

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もう一度会いたいと思わせる

僕が「この人とまた働きたい」と思える薬剤師は、責任感があり、安心感を与えてくれる人です。

恋愛にたとえるなら、「一緒にいて疲れない人」。
派手なアプローチや駆け引きがなくても、自然体で過ごせる相手は、不思議とまた会いたくなるんですよね、たぶん。

現場もまったく同じです。
安心感のある薬剤師がいると、スタッフ同士の雰囲気が和らぎ、患者さんとのやり取りもスムーズになる。
これは技術や知識の差というよりも、その人の姿勢や空気感が生み出すものだと感じています。

結局のところ、フリーランス薬剤師に求められるのは「特別なスキル」よりも、
「この人と一緒に働くと心地いい」という感覚なんだと思います。


最後に|恋愛もフリーランスも、誠実な人が選ばれる

フリーランス薬剤師として働くことは、ひとつの「ブランド」を築いていくことでもあります。

自分という薬剤師が「なぜ選ばれるのか?」
その答えは、特別なスキルよりも小さな誠実さや気配りの積み重ねにあるのだと思います。

恋愛も仕事も同じ。
「また会いたい」と思われる人が、最後に選ばれる  と思います!

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