自己紹介(読み飛ばしてOKです)
はじめまして。Pharmalance(ファーマランス)代表の橋本です。
僕は薬剤師として大手薬局に3年間勤務した後、「自分で働き方を選べる人生にしたい」と考え、フリーランス薬剤師として独立しました。
現在は複数の薬局と契約しながら、自由度の高いスタイルで働いています。
今回は、そんな僕が実際に「20代で会社を辞める」という選択をして感じたリアルをお届けします。
「20代で会社を辞めるのってリスクじゃないですか?」という不安
これは本当に多くの方が感じる疑問です。
僕自身、辞める前にはずっとこの言葉が頭をよぎっていました。
- 収入どうなるんだろう?
- 親はなんて言うだろう?
- 履歴書に空白ができたら?
- 正社員の肩書を捨てるのは怖すぎる…
不安になるのは、決して弱さではありません。
それは「真剣に将来を考えている証拠」です。
でも、リスクをゼロにしようとすると、一生動けない
僕も当時、「もう少し貯金ができてから」「もっとスキルが身についたら」と、理由を並べて先延ばしにしていました。
でもある日、はっきり気づいたんです。
「リスクが完全になくなる日は、来ない」
むしろ20代だからこそ、
- 身軽で、
- やり直しが効いて、
- 固定費も少なく、
- フットワークが軽い
だからこそ、“小さなリスク”で挑戦できる時期なんです。
「安定してる会社」も、もう安定ではない
僕が辞めた理由の一つがこれでした。
どんなに大手でも以下のようなリスクはあります。
- 売上減で店舗閉鎖
- 合併による人員削減
- 評価制度変更で年収ダウン
こうした“他人に任せる安定”ではなく、
「自分で安定をつくれる力を身につける」ことに価値を感じるようになりました。
不安があるなら、“やめ方”を工夫しよう
退職そのものが悪いのではなく、無計画な退職がリスクなのです。
僕が実際にやった準備は以下の3つです。
① 生活費の把握と生活防衛資金の準備
まず「自分はいくらで生活できるのか?」を把握しました。
僕の場合はつみたてNISAなどの投資を含めて月20万円が必要ライン。
そこから逆算して、生活費の6か月分=120万円を“生活防衛資金”として確保。
「万一仕事がなくても半年は生きられる」という安心感は、精神的にも大きな支えになります。
※生活防衛資金とは…収入が一時的に途絶えても、最低限の生活を維持できるように備えておく資金のことです。
② 人脈の整理と複数契約の確保
単発の派遣や応援勤務を通じて、複数の薬局と接点を持ちました。
結果的に、その中のいくつかが継続契約につながりました。
また、日本薬剤師会に入会し、地域の薬剤師会の集まりにも参加して、経営者や先輩薬剤師とつながる機会を増やしました。
③ スキルの棚卸しと「武器」の明確化
どんな薬局にも対応できるよう、
- 在宅の知識
- 薬歴記載のスピード
- 多様なレセコン対応力
を日頃から磨いてきました。
僕の場合、「スピード」と「現場対応力」を強みにし、それを最初の契約交渉でも明確に伝えるようにしています。
「将来が怖い」という気持ちの正体
将来が怖いのは、「見えないから」なんです。
でも逆に、一歩踏み出すことで「見えるようになる」のも事実です。
- 収入の実態
- 契約の流れ
- 現場での雰囲気
そういったものは、実際にやってみないとわからない。
僕自身、辞めてから初めて、「この働き方、自分に合ってる」と実感しました。
最後に:それでも一歩踏み出したいあなたへ
辞めるのは勇気が要ります。
僕も正直、めちゃくちゃ怖かった。
でも、悩み続ける時間ほど、もったいないものはありません。
行動して失敗するなら、また戻ればいい
でも、行動しなければ、ずっと同じ場所にいるままです
僕はフリーランスになってから、
「今日も自分で選んだ一日だ」と言えるようになりました。
このブログでは、僕自身の体験から、
「働き方を変えたい」と思っている方の背中を押せる情報を発信していきます。
あなたの「変わりたい」という気持ち、僕は全力で応援します。
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