フリーランス薬剤師は社会的地位が低い?

働き方

「えっ、正社員じゃないんだ?」

初めてそう言われたとき、正直ちょっとムッとしました。
しかし、そう思う人がいても不思議じゃない。
フリーランスという働き方は、まだまだ“普通”とは言えないからです。

今回は、そんな僕がフリーランス薬剤師としての社会的信用についてどう感じているか、実体験を交えて正直にお話しします。

自己紹介(読み飛ばしOKです)

こんにちは、フリーランス薬剤師として活動している橋本です。

元々は大手薬局で3年間勤務していましたが、
「もっと自分で選べる働き方がしたい」と思い、独立しました。

現在は個人事業主として、複数の薬局と直接契約しながら、
健康・働き方・お金に関する情報をブログやSNSで発信しています。

このブログでは、実体験に基づいたリアルな話をお届けしています。


結論:将来を見据えて、あえてフリーランスになった

僕は、「将来の選択肢を広げたい」「人生の舵を自分で取りたい」と思い、フリーランス薬剤師という道を選びました。

不安がなかったと言えば嘘になります。
でも、実際に動いてみてわかったのは——
社会的信用は、思ったよりもきちんとついてくるということでした。


16万円の賃貸は借りられるのか?

たとえば、16万円の賃貸マンションの審査
会社員じゃない自分に通るのか、内心ヒヤヒヤでした。

結果は——通過。

提出したものは以下のとおり。

  • 収入証明
  • 職業説明
  • 開業届の写し

そしてなにより、「薬剤師」という国家資格
これが、社会的信用の土台になってくれました。
※ちなみに16万円の家はやっぱり高すぎたので却下しました。


銀行口座も事業用で作れた

フリーランスになってすぐに、屋号付きの事業用口座を作りました。

銀行で提出したのは以下の書類です。

  • 開業届(控え)


フリーランスでも“事業主”としてきちんと見てもらえる。
これが、自信につながりました。


パートナーに伝えたら、理解してくれた

僕がフリーランスになると決めたとき、一番心配だったのはパートナーの反応です。

当然です。
「安定してるの?」「仕事って続くの?」
そう感じて当たり前。

でも僕は、以下のように説明しました。

  • 毎月どのくらい働いているか
  • どのくらいの収入があるか
  • やりがいを持って続けられていること

それを丁寧に伝えると、「ちゃんと考えてるんだね」と言ってもらえました。
本当に感謝しかありません。


フリーランスという言葉に振り回されないでほしい

「フリーランス=信用されない」と思われがちですが、実態は違います。

  • 薬局と定期契約している
  • 毎月の収入が安定している
  • 税務管理・開業届も完備している

これらをきちんと伝えられるなら、正社員じゃなくても“信用される人”になれると実感しています。


親族への説明は、やっぱり一工夫がいる

親族への説明には、感情論よりも数字や事実が効きます。

実際に僕が話した内容:

  • 「毎月◯万円以上の収入があるよ」
  • 「薬剤師の仕事自体は変わってないよ」
  • 「保険や税金も全部自分でやってるよ」

こうやって説明すると、“ちゃんとしてる”印象が伝わるようになります。


正社員じゃない=信用されない、はもう古い?

今も、「正社員の方が安心」というイメージは根強いです。

でも、会社が潰れたら?
転勤や異動があったら?
今の場所で一生働ける保証なんて、どこにもありません。

だからこそ、選べる力・変えられる力があるフリーランスは強い。


まとめ:信用は「肩書き」じゃなく「実態」でついてくる

フリーランス薬剤師だからといって、社会的地位が低いわけではありません。

信用は、以下のように築くことができます。

  • 数字で語る
  • 実績で見せる
  • きちんと説明する

「会社員だから安心」ではなく、
「自分でちゃんと立てるか」が問われている時代だと思います。


あとがき:小さな選択が、大きな自由につながる

家賃16万円の審査に通ったとき、心の中でガッツポーズしました。
「この働き方でもちゃんと通用する」って、自信になりました。

僕にとって、フリーランスは“自分の選択で未来を作れる”働き方です。

これを読んでいるあなたも、
「こんな生き方もあるんだ」と思ってもらえたら、うれしいです。

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