「私、フリーランス薬剤師に向いてるかな?」
もし今、そんなふうに思っているなら、この記事はきっとヒントになります。
先に結論からお伝えすると、フリーランス薬剤師に向いてる人は、
『現場にすぐ馴染めて、自分から動ける人』です。
少し詳しく言うと、
- 店舗ごとのルールをすぐ覚える
- 積極的に仕事を探せる(案件も現場内のタスクも)
- 誰とでもそれなりに仲良くできる
- 通勤時間が長くても「まあ仕方ないか」と思える
- 都会(求人の多いエリア)に住んでいる
このあたりに「あるある」と思えるなら、きっと向いてると思います。
「初対面の人と話すのが苦じゃない」それだけで強みになる
僕自身、会社員薬剤師からフリーランスになったとき、一番助かったのは、
「〇〇さん(僕)は、前からこの職場にいるような感じですね」と言われたこと。
これ、特別なスキルに見えないかもしれませんが、フリーランスではめちゃくちゃ大事です。
派遣や業務委託の現場では、「昨日まで違う人がいた」というのが日常茶飯事。そこにポンと入って、何事もなかったかのように動ける人って、ほんとに貴重なんです。
自分から仕事を取りに行けるかどうか
たとえば、こんな人がいます。
「言われたことだけやる」
「空いてる時間にスマホを見ている」
「どうせ単発だから…と割り切っている」
これ、悪いわけじゃありません。でも、仕事を回してもらえるフリーランスになりたいなら、ちょっともったいない。
僕は意識してました。
- 手が空いたら、「次なにかありますか?」と聞く
- 袋詰めや納品チェック、こっそりやっておく
- 投薬が落ち着いてきたら、在庫の気になる棚を見に行く
こんな小さな積み重ねが、あとあと「またお願いできませんか?」に繋がります。
「通勤1時間?まあ平気です」
フリーランスって、案件を選べるのが魅力。でも、逆に言えば通勤時間が伸びることもある。
僕も一時期、片道1時間半かけて通ってたことがあります。
もちろん、しんどいです。でも、次の契約やチャンスに繋がるなら、「あり」だと思えるかどうかが分かれ目。
「通勤が絶対に30分以内じゃなきゃ嫌!」というタイプより、
「ちょっと遠くても、条件がよければ頑張るよ」という人の方が向いてます。
いろんな店舗のルール、覚えられますか?
意外と大変なのがここ。
- ハンコの置き場所
- お薬手帳の扱い方
- 処方箋のファイリング方法
- ミスしたときの報告ルール
全部、薬局によって微妙に違います。
でも逆にいえば、「この薬局って、こうですよね?」と先回りできる人は、すごく重宝されます。
僕は、初日はメモ帳をポケットに入れて、聞いたことは全部メモします。
1回で覚えるのが無理でも、「ちゃんと聞いてくれる人」という印象は残せます。
住む場所は、正直…都会の方が有利です
これはちょっと現実的な話。
都会の方が、案件の数が圧倒的に多いです。
首都圏や大阪・名古屋・福岡のような都市部は、常にどこかで人手不足。
逆に、地方ではタイミングを逃すと、数ヶ月仕事が見つからないことも。
「実家があるから地方に住んでいたい」という気持ちもすごくわかりますが、フリーランスを始めてすぐは、都心に拠点を置いた方が安定しやすいです。
まとめ:向いてる人はこういう人
最後にもう一度まとめます。
フリーランス薬剤師に向いているのは…
- はじめての現場にもすぐ馴染める
- 積極的に動いて仕事を拾える
- 通勤時間にある程度の耐性がある
- 店舗ごとのやり方を早く覚えられる
- コミュニケーションに前向き
- 都会に住んでいる or 住める柔軟性がある
「全部は当てはまらないけど、ちょっと興味あるかも」
そう思った方に向けて、僕の体験談もいろいろ書いてます。



興味ある方は、ぜひあわせて読んでみてください。
コメント