はじめまして(※読み飛ばしOKです)
こんにちは。Pharmalance代表の橋本です。
現在はフリーランス薬剤師として、複数の薬局をラウンドしながら働いています。
もともとは大手薬局に勤めていましたが、「もっと自由に働きたい」という気持ちから独立。
開業届も税務管理も、すべて自分でやっています。
今日は、僕が個人事業主として独立する時に一番気になっていた「お金」について書きます。
「個人でやるにはどれくらい資金が必要なんだろう?」
そんな不安を持つ方に、僕の実体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
結論:必要なのは「生活費」だけ
よく「起業ってお金かかるでしょ?」と言われます。
たしかに会社設立とか大きな事業を始めるならそうかもしれません。
でも、僕のように“フリーランス薬剤師”としてスタートするなら、必要なのは生活費だけでした。
しかもそれも、「開業資金」ではなく「生活防衛資金」。
つまり、最初に仕事が決まらなくても生きていけるだけの貯金です。
僕のリアルなケース
実際にかかった金額を紹介します。
- 月の支出:23万円(家賃・食費・通信費・積立NISA含む)
- 安心できる金額:23万円 × 6ヶ月分=約138万円
このくらい貯めておけば、仕事がすぐ決まらなくても焦らず行動できます。
僕も最初の4週間は案件が取れず、不安でいっぱいでした。
「このままじゃ生活できなくなるかも」
「親になんて説明しよう…」
そんな気持ちに押しつぶされそうになりながらも、138万円の貯金が支えになってくれました。
初期費用は意外と少ない
個人事業主になるにあたって、具体的にかかったのは以下のような費用です。
- 開業届:無料
- 青色申告:無料(申請のみ)
- 会計ソフト:月1,000〜2,000円
- 賠償責任保険:年1万円前後
- 勉強のための書籍:約2万円
- 新しく買った仕事道具:約3万円
- カフェ代などの作業費:約1万円
→合計しても、たいした額ではありません。
つまり「お金がないから無理」と諦める理由にはならなかったんです。
無駄な出費を見直すと気持ちも変わる
独立を決めてから、僕は浪費と消費をしっかり分けて考えるようになりました。
浪費の例
- なんとなく続けてたサブスク
- コンビニでのついで買い
- SNS映えのための外食や服
消費の例
- 家賃・光熱費
- 食費(自炊)
- 通信費(必要なスマホ・Wi-Fi)
挑戦の前に、こういう固定費の見直しができたことも、精神的な安定につながりました。
まとめ:行動すれば、お金の不安は消える
必要なのは、開業資金ではなく生活防衛資金。
僕の場合は138万円でスタートしました。
もし「独立したいけどお金が不安」と思っているなら、まずは生活費の見直しと貯金から始めてみてください。
悩んでいる間にも時間は過ぎていきます。
まずは動いてみる。
その一歩が、思っている以上に自分を強くしてくれると思います。
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