最近働いてて、「通勤時間どこまで我慢できるか」ってちゃくちゃ重要なテーマだと思ったんです。
今日はそんな、フリーランス薬剤師としての「通勤時間のリアルな妥協点」についてお話します。
自己紹介(読み飛ばしどうぞ)
はじめまして。フリーランス薬剤師のはしけんです。
大手薬局に勤務した後、もっと自分らしい働き方を求めて独立しました。
今は複数の薬局と業務委託契約を結び、フリーランスとして働きながら、ブログやSNSで実体験を発信しています。
このブログでは、フリーランス薬剤師のリアルな働き方、案件の取り方、通勤時間の考え方、経費や税金管理、独立準備の話まで。
「挑戦したいけど不安」という人にとって、少しでもヒントになるように。そんな気持ちで書いています。
どうぞゆっくり読んでいってください。
先に結論:僕は「片道1時間」が目安です
最初に結論を出してしまうと、「片道1時間くらいまでならアリ」というのが今の僕の基準です。
フリーランスになったばかりの頃は、
「遠くても条件が良ければいいじゃん」
「どうせ自由なんだし多少の移動時間くらい」
って思っていました。
でも実際にやってみたら、全然違いました。
通勤時間が長いと、生活の満足度は下がる
当たり前の話なんですが、通勤時間が長くなると疲れます。
・移動だけで体力を消耗する
・自由な時間が減る
・仕事前からグッタリする
・帰ってから何もできない
会社員のときもそうでしたが、フリーランスは特に自己管理が大事です。
「自由=楽」ではなく、「自由=自分で全部決めて責任を持つ」ということ。
だからこそ、「通勤時間の負担をどこまで受け入れるか」を自分で線引きしないと、仕事もプライベートも回らなくなります。
とはいえ都心を外れるほど案件が増える現実
一方で、都心部の駅チカの薬局は競争率も高いし、条件もシビアだったりします。
「近いけど忙しい」
「単価がちょっと安い」
「勤務時間もシフトもきっちり」
逆に、少し郊外や地方に出ると…
・人手不足だから歓迎される
・単価が高め
・勤務日数や時間に融通が効く
「この条件は魅力的だな」と思う案件は、だいたいちょっと遠いところにあったりするんです。
そこで僕は「1時間くらいまでなら行く」ルールを作った
全部近場で取りたいのは山々だけど、条件を広げるためには多少の移動は必要。
でも、無制限に広げると結局自分がしんどくなる。
「2時間かけて来てくれる?」って言われたら、たしかに可能だけど、帰りも含めたら往復4時間。
それはさすがに仕事のクオリティにも生活にも影響します。
だから僕の中では「1時間くらいまでならOK」という目安を作りました。
実際の1時間ってどんな感じ?
・家を出てから電車に乗って、だいたい40〜50分
・待ち時間や駅から歩く時間も含めてトータル約1時間
このくらいならまだ体力も気力も持ちます。
「読書1-2章ぶん」「Audible1章分」くらいの感覚。
通勤時間を「浪費」じゃなく「投資」に変える
じゃあその1時間、ただボーッとしてるだけだとしんどいだけです。
だから僕は移動時間を「自分を整える時間」「自分を育てる時間」として使うようにしています。
✅ SNSをただ眺めるのはおすすめしない
もちろんインスタもXも楽しいです。
フリーランスだからこそSNSで繋がったり、仕事を見つけるきっかけにもなります。
でも、何も考えずにタイムラインを流し見してると…
- 他人と比べて落ち込む
- 「あの人はすごいな、俺は何してんだろう」
- 何も行動してないのに満たされた気分になって時間が溶ける
僕も何度も経験しました。
楽しいけど、終わった後にちょっと自己嫌悪になるあの感じ。
だからSNSを見るなら、「何を投稿しよう」「何を学ぼう」と意識して使うようにしています。
✅ YouTubeショートの魔力
YouTubeも同じです。
ショート動画なんか気軽で面白い。
電車で暇つぶしには最高。
でも本当に時間が溶けます。
5分のつもりが30分。
「これ、自分の人生になんかプラスになったかな?」って思うと、ちょっとむなしくなる。
もちろんリラックスのために見るのはOK。
でもそればっかりだと、移動時間が「ただの浪費」になります。
✅ 読書(耳読書含む)が最強だと思う理由
僕が最終的にたどり着いたのは「読書」です。
・Kindleで本を読む
・紙の本を持っていく
・Audibleでプロのナレーションを聞く
今の時代、耳だけでも本を読めます。
移動時間を「インプットの時間」に変えると、通勤が苦じゃなくなるんです。
フリーランス薬剤師としての「移動時間の価値」
フリーランスって自由なんです。
案件を自分で選べる。
働く日数も時間も相談できる。
でもその分、責任も全部自分。
「どの現場に行くか」「移動にどれくらい時間を使うか」も自分で決めなきゃいけない。
会社員の頃は「配属先が決まってる」「家から遠くても仕方ない」だったけど、フリーランスは選べる分、ちゃんと計算しないといけない。
「通勤時間も仕事の一部」という考え方
僕は移動時間も仕事の一部だと思っています。
- 疲れてクオリティが落ちるなら仕事に支障
- 移動で気分を整えられるならむしろプラス
「ただ移動する時間」を「考える時間」「学ぶ時間」に変えるのも、フリーランスとしてのスキルだと思います。
だからこそ「座れる通勤」が大事
ここまで偉そうに「移動時間は自己投資だ」なんて言っておいて、現実的なことを言います。
立ちっぱなしだと読書なんかできない。
満員電車でギュウギュウだとスマホすら出せない。
オーディオブックも周りがうるさいと集中できない。
だから「座れる電車に乗る」というのも超大事です。
✅ 早めに出る
一本早い電車に乗るだけで座れる率はグッと上がります。
「どうせ座るなら、落ち着いて読書しよう」と思える。
✅ 始発駅から乗る
少し遠回りしても始発駅から乗れば座れる。
時間の効率を取るか、快適さを取るかのバランスを考える。
僕が考える「通勤時間の妥協点」
まとめると、
- 近ければ近いほど楽
- でも都心から外れると案件の条件が良くなる
- 妥協点は「片道1時間くらい」
- それ以上は生活の満足度が下がる
移動時間をどう使うかも大事な戦略
移動時間は「浪費」にも「投資」にもなる。
- SNSをだらだら見る
- YouTubeショートを流し続ける
それもリラックスとしては大事。
でも毎日それだけだともったいない。
だからこそ、
- 読書をする
- Audibleを聞く
- メモ帳でアイデアをまとめる
移動時間を「自己投資の時間」に変えるだけで、同じ1時間でも全然価値が変わります。
フリーランス薬剤師は「自由」だからこそ決める
どの案件を選ぶか
どこまで通うか
どんな働き方をするか
全部自分で決める。
それが自由だけど、責任も大きい。
だから僕は、今も案件を探すときは必ず「通勤時間」を最初に確認します。
「これは1時間で行けるか」「座れる時間帯か」
生活を犠牲にしない範囲で、条件の良い仕事を選ぶ。
最後に:同じように悩む人へ
もしフリーランスを始めたばかり、これからやってみようかなって人がいたら、ぜひ考えてみてください。
「どこまでの移動時間を自分は許せるのか?」
条件がいい案件があったとしても、通勤時間が負担になると続きません。
移動時間をうまく使う工夫も含めて、自分の「働き方」をデザインすることが大事です。
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