【実体験ベース】フリーランス薬剤師のメリット8選

働き方

自己紹介(※読み飛ばしてOKです)

こんにちは、Pharmalance(ファーマランス)代表の橋本です。

大手薬局で3年間勤務したのち、「このままずっと誰かに雇われて働くのかな…」という違和感をきっかけに、フリーランス薬剤師として独立しました。現在は関西を中心に、フリーランスとして薬剤師業務を行いつつ、同じように自由な働き方を目指す薬剤師さん向けに情報発信をしています。

本記事では、私自身のリアルな経験をもとに、「フリーランス薬剤師として働くメリット」を8つにまとめてご紹介します。


フリーランスって不安じゃない?

「フリーランスって不安じゃない?」
よく聞かれる質問です。

確かに、会社員に比べて安定性は低く見えるかもしれません。
でも実際には、「自分で選んで、自分で決めて、自分の人生をデザインしていく」そんな働き方ができるのが、フリーランス薬剤師という選択肢です。

この記事では、実際にやってみて感じたリアルなメリットを8つにまとめています。これからのキャリアに悩んでいる方、自分らしい働き方を模索している方の参考になれば嬉しいです。


メリット1:短期間で複数の薬局を経験できる

正社員では基本的に一つの薬局に長く勤務しますが、フリーランスなら短期間でいろんな現場を経験することができます。

診療科の違い、人間関係の違い、調剤体制の違い——すべてが学びになります。
私自身、数カ月でで5つ以上の薬局を経験し、想像以上のスピードでスキルと対応力が磨かれました。


メリット2:働く時間・休む時間を自分で決められる

朝だけ働く、週3だけ働く、1ヶ月まるごと休む——そんな柔軟な働き方ができます。

たとえば私は、午前のみ勤務を中心にして午後は別の活動に時間を充てています。旅行や勉強、自分の事業に充てるなど、自分のライフスタイルに合わせて働き方を組み立てられるのが魅力です。


メリット3:収入の上限を自分で決められる

フリーランスは「働いた分だけ収入になる」働き方です。
交渉や働き方次第で、月収50万円以上も十分に可能です。

「来月はもう少し稼ぎたい」「今月は抑えめにしたい」といったコントロールも自分でできるのが大きな特徴。
収入に天井がないことは、やりがいにもつながります。


メリット4:場所に縛られない働き方ができる

全国どこでも、案件があれば働けます。

私は大阪・京都・兵庫だけでなく、実家のある秋田でも仕事をしたことがあります。地方薬局でもフリーランスの需要はあり、「住む場所に縛られない薬剤師」になることができます。


メリット5:薬剤師人生を自分でデザインできる

自分の判断で仕事を選び、キャリアをつくっていくことができます。

在宅を極めたい、漢方を学びたい、経営支援に関わりたい…そういったビジョンがある人にとって、フリーランスは自由度の高いステージです。
指示されて動くのではなく、自分の頭で考えて選ぶことが当たり前になる働き方です。


メリット6:薬局との契約交渉によって条件を調整できる

時給・勤務日数・勤務時間など、薬局との交渉で決めていけます。

たとえば「週2だけ働きたい」「朝だけ勤務がいい」といった条件も、相談可能なことが多いです。交渉力や信頼関係も大切ですが、自分の希望を伝えて実現できるのは会社員にはない魅力です。


メリット7:自分の専門性や経験を活かしやすい

さまざまな薬局を経験する中で、自分の得意な領域が見えてきます。

「在宅が得意」「一包化が早い」「かかりつけ対応が丁寧」など、自分の強みを明確にして発信することで、次の仕事やブランディングにもつながります。


メリット8:人脈・ネットワークが自然と広がる

複数の薬局で働いていると、自然と多くの人と接点が増えます。

管理薬剤師、事務スタッフ、看護師、医師、在宅医療の関係者…関わる人が多いからこそ、勉強会や次の案件の紹介につながることも珍しくありません。

実際に私も、紹介で次の案件が決まったり、信頼ベースで良い案件をいただくことが増えました。


おわりに|「自由」と「責任」のその先にあるもの

フリーランスという働き方には、もちろんメリットだけではなく、自分で責任を持つ場面も多くあります。

社会保険の手続き、確定申告、契約交渉、リスク管理…
でもそれ以上に、「自分の人生を自分で決められる」という満足感があります。

あなたがもし、「今の働き方に違和感がある」「もっと自由に働きたい」と思っているなら、フリーランス薬剤師という選択肢を一度考えてみてください。

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