フリーランス薬剤師として大切にしたい8つの心がけ|自由の中にある“プロ意識”とは?

働き方

自己紹介(※読み飛ばしてOKです)

こんにちは。Pharmalance(ファーマランス)代表のはしけんです!
僕は2025年にフリーランス薬剤師として独立し、現在は関西を拠点に活動しています。

「フリーランス=自由」
その通りです。でも実際は、“自由”を選ぶにはそれなりの「心構え」も必要です。
会社に守られないからこそ、自分で仕事をつなげ、健康を守り、信頼を積み上げていく力が求められます。

今回は、フリーランスとして働く中で「これは本当に大事だった」と思うことを、8つの“心がけ”としてまとめました。


信頼は日々のふるまいで築く

リピートや紹介の多くは、「またお願いしたい」と思ってもらえるかどうか。
その評価は、スキル以上に“人としてのふるまい”から決まります。

  • 誠実な対応、時間厳守、報連相の丁寧さ
  • 得意分野を明確にして言語化し、SNSや日常の会話で伝える
  • 地道な信頼が次の案件につながる

「信頼される人になる」ことが、何よりも強い武器になります。


健康が最大の資本。体調管理も仕事のうち

働けること=稼げること。
フリーランス薬剤師にとっては、健康がすべての土台です。

  • 食事・睡眠・運動を日常的に意識する
  • 不調の兆しにいち早く気づける感覚を持つ
  • 「無理しない」が長く働くためのコツ

定期的な健康診断や、生活習慣の見直しも「仕事の一部」として考えるべきです。


コミュニケーション力を磨く

薬の知識や調剤技術だけで仕事は回りません。
信頼や評価の多くは「伝える力」から生まれます。

  • 丁寧でわかりやすい説明
  • 迅速な返信と対応
  • 相手の立場に立って考える姿勢

「人と接するのが苦手だからフリーランス」は通用しません。
むしろ、会社というクッションがないぶん、対人スキルはより重要になります。


ネットワークを広げる

一人で働いても、一人で生きていくわけではありません。
仲間とのつながりが、フリーランスには不可欠です。

  • 勉強会や交流会への参加
  • SNSやオンラインでの情報共有
  • 助け合える“横のつながり”を持つ

「困ったときに声をかけられる誰か」がいるだけで、心の安定感が違ってきます。


メンタルケアを忘れずに

フリーランスの大敵は“孤独”と“プレッシャー”。

  • 仕事に追われすぎず、しっかり休む
  • 同じ立場の人と話す
  • 自分のストレスサインに気づけるようにする

切り替えができることで、パフォーマンスも維持されます。
仕事だけが自分のすべてにならないように意識したいですね。


契約書をきちんと読む習慣を持つ

「読まなかった」は通用しません。
契約は自分を守る武器です。

  • 疑問点は遠慮せず質問する
  • 口頭ではなく、必ず書面で確認する
  • 契約書は保管し、あとで見返せるようにする

僕は独立してすぐの頃、「契約書の内容をあまり読まずにサインして後悔した」経験があります…。
今ではすべてデータ保存し、必要なら専門家にも相談しています。


自己投資を惜しまない

スキルは“止まった瞬間”から錆びていきます。
学びを止めないことは、プロとしての信頼を保つためにも重要です。

  • eラーニング・研修会・勉強会へ参加
  • 新薬・診療報酬改定の情報をキャッチアップ
  • 自分の得意分野にさらに磨きをかける

自己投資は将来の案件や収入に直結する「仕事への仕込み」です。


収支の計画を立てておく

自由には「お金の土台」が必要です。

  • 固定費を明確にして、生活防衛資金を確保
  • 趣味や旅行も「予算化」して不安のない暮らしへ
  • 確定申告や帳簿づけもルーティン化

フリーランスは波のある収入と向き合い続けます。
だからこそ、お金との向き合い方は冷静であった方がいいです。


おわりに|“自由の中で生きる力”を少しずつ育てていく

フリーランス薬剤師として働くには、「自由の中で自分を律する力」が必要です。
でも、完璧である必要はありません。

最初は何もわからなくても、少しずつ“働く力”が育っていくのを、僕自身も感じています。
この8つの心がけが、これから自由な道を選ぶあなたのヒントになれば嬉しいです。


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