【読み飛ばしOK】自己紹介
こんにちは、pharmalance代表の橋本です。
大手薬局で3年勤務したのち、もっと自由で主体的な働き方を求めて独立しました。
現在は複数の薬局と契約しながら、フリーランス薬剤師として働いています。
このブログでは、実体験をベースに「リアルなフリーランス薬剤師の働き方」をお届けしています。
フリーランス薬剤師として活動していると、「またお願いしたい」と言ってもらえることが何よりの励みになります。
単なる“働ける人”ではなく、“信頼できる人材”として現場に受け入れてもらえるかどうか。
それは単に知識やスキルだけでなく、もっと根本的な「姿勢」や「誠実さ」が問われる部分でもあると感じています。
この記事では、僕自身がこれまでの契約や現場経験の中で学んできた、“選ばれる薬剤師”になるための意識や行動について書いてみたいと思います。
初日から評価されるために必要なこと
僕自身、初めて訪れる薬局でも、その日のうちに正社員スカウトされたり、継続依頼をいただくことがあります。
評価される一番の要因は「すぐに現場に溶け込んで、業務を回せるかどうか」だと思っています。
たとえば、混雑している店舗で黙々と投薬に入り、ミスなくスピーディーに業務をこなせば、「また来てほしい」と言われる確率はかなり高いです。
でも、これは僕が得意とする部分なだけで、誰もが“スピード”で勝負する必要はないと思っています。
薬の知識が豊富、丁寧で誠実、患者さんとの関係づくりが上手、場の空気を和ませるのが得意…
どれも、その人にしかない“強み”です。
大切なのは、自分の武器を知り、それを発揮できる状態をつくること。
現場での「小さな心がけ」が信頼につながる
現場で僕が意識しているのは、「元気」であることです。
心と体が元気でなければ、どんなに知識やスキルがあってもパフォーマンスは下がります。
そのため、家ではしっかり休息を取り、業務中は常に前向きな姿勢を見せるようにしています。
また、「郷に入っては郷に従え」の精神も大切です。
薬歴ソフトや分包機、調剤ルールなどは店舗によって異なります。
慣れていないからといって戸惑っている時間が長いと、どうしても現場の流れを止めてしまう。
だからこそ、「まずは使ってみる」「分からなければすぐに聞く」「次からはできるようにする」
このスピード感が、信頼につながると考えています。
ちなみに最近は、YUYAMAの分包機に当たることが多いですね(笑)。
技術力よりも大切な“誠実さ”
技術力以上に重要なのは、「誠実さ」だと思っています。
実際、報連相のレスポンスが早いだけで信頼度は大きく変わります。
なにより、「ミスしたとき」「分からないとき」にごまかさないこと。
誤魔化す姿勢は、すぐに伝わってしまいますし、薬剤師という職業にとって致命的な印象を与えることにもなります。
正直であること。
それが、どんな知識よりも大きな信頼のベースになると、現場で日々感じています。
「また来てほしい」と思わせる人の共通点
僕が一緒に仕事をして「また来てほしい」と思える薬剤師は、
責任感があり、ミスが少なく、そして何より“安心感”を与えてくれる人です。
そのような人と一緒に働いていると、現場全体が落ち着き、流れがスムーズになります。
これは技術だけでなく、「姿勢」の問題なんですよね。
僕も、自分がそんな存在になれるように日々意識しています。
信頼される働き方を、これから目指す人へ
これからフリーランスとして働こうとする薬剤師の方に伝えたいのは、
「知識もスピードも完璧じゃなくていい。だけど、誠実さだけは持っていてほしい」ということです。
分からないなら、分からないと伝える。
失敗したら、素直に謝って次に活かす。
それができる人は、どの現場でも必ず信頼されます。
最後に
フリーランスとして働くということは、ひとつの「ブランド」を築いていくことでもあります。
自分という“薬剤師”が、なぜ選ばれるのか。
その答えは、特別なスキルではなく、小さな姿勢の積み重ねにあるのかもしれません。
コメント