引越しに100万円かけた話。フリーランス薬剤師が大阪市内から郊外へ住み替えた結果

書類・提出関係

引越し、しました。トータル100万円くらいかけて。

……我ながら、なかなかの出費です(笑)

きっかけはプライベートな事情で、最初から「よし引越そう!」というめちゃくちゃ前向きな気持ちだったわけじゃないんです。でも、どうせ動かなきゃいけないなら——せっかくだから、自分の働き方に全振りした場所を選ぼう。そう思って物件を探し始めたら、これが大正解でした。

引越し費用・礼金・家具・こだわりのデスクやソファ……気づいたら全部合わせて100万円近くになっていて、さすがに一瞬ひるみましたが(笑)、今は「高かったけど、元取れてるな」と心から思っています。

フリーランス薬剤師として5店舗を掛け持ちしている僕が、住み替えで感じたリアルな変化をお届けします。


以前の住まいで、じわっと感じていたこと

引越し前の暮らしが特別しんどかったわけじゃないんですが、5店舗を週単位で回していると、住環境が働き方にじわじわ影響してくることを感じていました。

移動だけで、体力が削られていた

5店舗のうち、以前の家から近かったのは1か所。1回の移動は大した話じゃないんですが、週単位で積み重なると地味にじわじわくるんですよね。

しかもフリーランスの移動時間って、1円も報酬が発生しないんです。往復30分の節約を時給換算すると、月に4〜5万円分の価値になる。そう気づいてから、「職場への近さ」って単なる便利さじゃなく、フリーランスとしての立派な戦略だと本気で思うようになりました。

同じ家賃でも、都市部だと「狭さ」を我慢しがち

大阪市内の家賃ってやっぱり高め。同じ予算を出しても、手に入るのは「まあまあの立地の1K」くらい。仕事とプライベートが同じ空間に混在するのが、じわっとストレスになっていた気はします。

賑やかさが、脳の休息を邪魔していた

薬剤師の仕事は、一日中「人と向き合う」対人業務です。好きな仕事だからこそ、帰宅後はしっかり頭を休ませたい。でも都会のど真ん中にいると、なかなかスイッチが切れない。夜に窓を開けると街の音が聞こえてきて、なんとなくずっとオンのまま——そんな感覚が続いていました。


新居選びで決めた「5つのこだわり」

どうせ引越すなら、フリーランスとしての働き方から逆算して条件を決めようと思いました。なんとなく良さそう、ではなく、自分の生活スタイルに本気で寄せた物件探しです。

① 職住近接——5店舗のほとんどが40分圏内に

これが最優先条件でした。地図を広げて5店舗の「重心」を探すような作業をして(笑)、今は5店舗のうち4店舗が40分以内に収まっています。
遠くない?と思われたかもしれませんが、以前は1時間30分とかかけて行ってたんで大きな変化です…!

朝の移動が短くなっただけで、心の余裕が全然違います。「朝活の時間が多く取れる」って、ちょっとしたことだけどじわっと幸福度が上がるんですよね。

② 広さ——1Kから2LDKへ

準郊外に移ったことで、同じ家賃帯でも2LDKに住めるようになりました。寝室と作業部屋を分けられるって、こんなに大事だと思っていなかったんですが——これが本当に良かった。

作業部屋に入ったら「仕事モード」、寝室に来たら「休むモード」。空間が変わるだけで、自然と気持ちも切り替わります。このブログを書いているのも、朝の作業部屋が多いです。

③ 静けさと、いわゆる「ガラの良さ」

薬剤師として働いていると、地域の雰囲気が患者さんの層にも職場の空気にも影響することを肌で感じます。穏やかな地域で働いて、穏やかな場所に帰る——これが精神衛生上、じつはすごく大事だなと。

今の場所は夜が静かで、朝の空気が気持ちいいです。たったそれだけのことが、疲れの回復速度を変えてくれていると思います。

④ 自然が、ちょっとそばにある

仕事の合間に窓の外を見ると、木が揺れている。それだけのことが、マルチタスクで張り詰めた頭をすっとほどいてくれます。意外と、緑って大事ですね。

⑤ せっかくだから、家具にもこだわった

2LDKという広い空間を手に入れたからには、ちゃんと「好きな空間」にしたくて。こだわりのソファ、仕事用のデスク、部屋に合わせたインテリア——気づいたら引越し費用と合わせてトータル100万円近くになっていました(笑)。

でも、毎朝お気に入りの空間で目覚めて、好きなデスクで仕事を始める。その満足感は、お金では割り切れないものがあります。「高い買い物をした」というより、「自分の毎日に投資した」という感覚が近いです。


引越して変わったこと、正直に話します

住み替えてから数ヶ月。変化は思っていたよりずっと大きかったです。

朝の時間がまるで変わりました。移動が短くなった分、朝に「自分のための時間」が生まれるようになって。ブログを書いたり、勉強したり、以前は出勤準備に追われていた時間が、今は自分の成長に使えています。

5店舗回っても、疲れにくくなりました。仕事量は変わっていないのに、です。移動コストが減って、帰る場所が静かになっただけで、こんなに回復力が変わるんだと正直驚きました。

そして一番素直な感想は——毎日がちょっと、楽しくなりました。広くて静かな準郊外の暮らしが、思っていた以上に自分に合っていた。100万円という出費には一瞬ひるみましたが、幸福度は間違いなく上がっています。元、取れてます。


フリーランスこそ、「拠点」にこだわってほしい

フリーランスの強みのひとつは、住む場所を自分で選べることだと思っています。でも意外と、「なんとなく今の場所に住み続けている」ことって多くないですか?

拠点を最適化することは、単なる節約じゃない。自分の働き方・体力・気持ちに合わせた、自分自身への投資です。

僕みたいに「成り行きで引越したらラッキーだった」なんてパターンもありますが(笑)、どうせ動くなら戦略的に動いた方が絶対いい。もし今、通勤のしんどさや住環境へのモヤっとした感覚を抱えているなら、ぜひ一度、地図を広げて「職場に寄せる引越し」を考えてみてください。

ちなみに、あなたは今の住まい——「自分に合ってるな」と感じていますか?

もし「うーん、微妙かも」と思ったなら、それがもう動くサインかもしれませんよ。

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